- 「とにかく早く治したい」「何か塗らなきゃ…」と焦って試したケア。
- でも、あとから振り返ると逆効果だったな…というものがいくつかありました。
- 今だからこそ冷静に伝えたい、肌荒れ中こそ“やめたほうがよかった”ケア5つをまとめます。

✅ ケア①:とにかく鎮静!と思ってシカ成分ばかりの商品を選んだ
肌荒れがひどくて、赤みもあってヒリヒリ…。
「とにかく鎮静させなきゃ!」と焦って、シカ成分(ツボクサエキス)配合のアイテムばかりを買い漁っていました。
SNSや雑誌でも「敏感肌=シカ」というイメージがあったので、「これなら大丈夫かも」と思ったんです。
でも実際には、
▶ ベタついて毛穴詰まりを起こしたり
▶ かえって赤みが悪化したり
▶ 肌がペタペタするのが気になってかゆくなったり…
と、自分の肌には合わないものも多かったんです。
もちろん、シカが合う人もたくさんいますし、今でも一部は使ってます。
ただ、「シカ=敏感肌にいい」は過信しすぎだったなと反省しました。
🔸肌荒れ中こそ、自分の肌との相性を見ることが大切。
成分やイメージだけに頼らず、「実際にどう感じたか」を基準に選ぶべきでした。
\私が肌荒れ時に頼っているのがコレ/

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乾燥・赤み・ヒリつきが気になる時でもしみにくく、しっとり落ち着く感じ。
※無香料・アルコールフリーで敏感肌にも◎
✅️ケア②:ニキビパッチを貼りまくる
「触らない方がいい」って聞いて、とにかく見つけたらすぐパッチ!
朝晩関係なく、できるたびに貼ってました。
でも結果、かぶれて赤みが広がる→跡が残るの悪循環…。
パッチを剥がすときに肌表面が一緒にめくれて、バリア機能がさらに弱ってしまったみたいです。
もちろん、適切に使えば便利なアイテムだと思うけど、
当時の私は「貼れば治る」と思って乱用していたので、逆効果に💦
✔ 気づきポイント:
- パッチは“使いどころ”が大事
- 貼りっぱなし・長時間は肌の負担になる
- 肌荒れ中は「目立たせたくない」という気持ちが強すぎて、逆にこじらせていたかも…
✅️ケア③:治ると思って皮膚科に行った(けど合わなかった)

「ニキビができたら皮膚科へ」ってよく言われますよね。
ニキビは医療用語で**痤瘡(ざそう)**といい、れっきとした皮膚疾患。
だから「病院で診てもらえば治る」と思って、私も受診しました。
でも…
💡皮膚科=絶対に安心、とは限らなかった
私の場合、処方された塗り薬が合わず、逆に乾燥してヒリヒリ。
しばらく我慢して使い切ったけど、完治とはいかず…。
薬を塗ってるのに肌がつらくて、どんどん落ち込んでいきました。
当時、処方された塗り薬はこちら🔻🔻🔻

⚠皮膚科選びは超重要だった
にきび治療では有名な塗り薬でピーリング作用があります。 もちろん改善したという方も多くいらっしゃいましたが、わたしは副作用のほうが強くでてしまい 耐えられませんでした…。
後から気づいたんですが、私が行ったのは美容カウンセリングがメインの皮膚科。
診察時間は短く、ほとんど看護師さんの説明だけ。
最終的には他に自費のピーリング剤を勧められてしまいました。(購入はしませんでした。)
「とにかく肌を削るより、休ませる方が必要だった」と今は思います。
あのときピーリングしなくて本当に良かった…!
✔ 経験からのアドバイス
- **皮膚科もピンキリ。**受診前にホームページや口コミは要チェック
- 自費診療をすぐ勧める病院よりも、じっくり話を聞いてくれる先生を選んでほしい
- 看護師さんの説明だけで終わるなら、ちょっと注意!
✅️ケア④:肌荒れ時の救世主だと思ったワセリンで毛穴が詰まり大炎上

👉 なぜ逆効果だった?
- ワセリンは肌表面を覆うだけで、実は水分を与える成分は入っていない
- 肌荒れピーク時の赤み・湿疹・インナードライ肌には重すぎる
- 毛穴をふさいで、皮脂が中でたまり炎症に悪化したケースも
💡ポイント解説例:
「ワセリン=最強にシンプルで優しい」というイメージを信じていたけど、実際には“守る”だけで“整える”わけじゃなかった。
肌の状態が極端に不安定なときは、“フタ”をする前に、水分バランスの土台作りが必要だった。
✅️ケア⑤:スキンケア商品を一気に変えた

✔ 肌荒れが悪化すると、つい「全部変えたくなる」
肌荒れがピークのとき。
鏡を見るたびに「何を使ってもダメ」「今のスキンケアが原因かも」と思い、
思い切ってクレンジングからクリームまで全部新しいものに一気に変えていた時期がありました。
「肌荒れにいい」と口コミで話題のラインを一式揃えて、気持ちを切り替えて再スタート!
…のつもりが、結果は逆効果。
思うように肌は改善せず、むしろ赤みやかゆみが増してしまったこともしばしばありました。
⚠ 一式で変えれば治る? → 肌は混乱します
実際にやってしまいがちなのが、「今までのが合わなかったなら、全部変えよう」という思考。
ですが、肌にとっては複数の新しい成分が一度に入ってくることになり、逆に刺激になることが多いです。
とくに肌荒れ中は、バリア機能が低下していてちょっとした刺激にも敏感な状態。
このときにたくさんの新成分が一気に押し寄せると、どのアイテムが合わなかったのかも判断できないまま、さらに肌が不安定になってしまいます。
⚠ 同じブランドで揃えれば大丈夫? → 実はNGな場合も
「同じシリーズなら相性もいいはず」と、洗顔からクリームまで同じブランドで揃えたこともありました。
たしかに成分設計は整っていますが、肌荒れ時の肌は“通常の肌”とはまったく別物。
例え肌にやさしい処方のものであっても、ライン使いによる成分の蓄積や刺激で悪化する可能性はゼロではありません。
とくに精油や植物エキス系などは「いい成分」であっても、バリアが落ちているときには刺激になりやすいです。
💡 結論:肌荒れ期こそ、1アイテムずつ、順番に
肌が不安定なときは、ケアを引き算で見直すことが基本です。
どうしてもアイテムを見直したい場合は、以下の順番で1つずつ、数日~1週間の間隔をあけて試すのがおすすめです。
✅ クレンジング →
✅ 洗顔 →
✅ 化粧水 →
✅ クリームや乳液(保湿)
これにより、「肌がどう反応するか」を冷静に見極めることができます。
改善しなければ、前のものに戻す判断もしやすくなります。
🌸 最後に伝えたいこと
肌が荒れると、どうしても「早く治したい」と焦ってしまいがち。
わたしも、良かれと思ってやったケアで、何度も肌を振り回してしまいました。
でも今思うのは、肌荒れは“肌からのSOS”であって、敵ではないということ。
ちゃんと話を聞いて、無理にコントロールしようとしないことで、少しずつ整っていきました。
必要なのは“完璧なケア”ではなく、
「今の肌に必要なことだけを、丁寧に選んであげること」。
美容が好きでもズボラでも、できることはたくさんある。
わたしの失敗も、誰かの肌のヒントになりますように。
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