「優しくしたいのにできない」…PMSと向き合ったわたしのリアルな話
はじめに:子育ての中で感じた“自分らしくない自分”

3人目の出産後、わたしはささいなことでイライラしやすくなっていることに気づきました。
たとえば――
- 時間に余裕のあるはずの休日なのに牛乳をこぼす
- コップを何個も使われる
- やっと家事が終わって、ソファで一息ついた瞬間に「ママ〜お茶が飲みたい」「抱っこ」「おしっこついてきて」
以前なら「はいはい♪」と受け入れられていたことが、なぜかイライラの連続に。
つい「ちょっと待って」と繰り返してしまい、
あとで自己嫌悪に陥る日々でした。
PMS?それとも病気?――違和感の正体を知りたくて
生理中の違和感と、勇気を出して婦人科へ

それに加えて、生理中の出血量が多く、オムツタイプのナプキンを使うこともありました。
この頃のわたしは、「ホルモンの影響を強く受けているのでは…?」と感じるように。
診断結果とわたしの今
思い切って婦人科を受診した結果、「子宮腺筋症」と診断されました。
現在は「ジェノゲスト」という薬を服用しています。
わたしの生活が変わったきっかけ
ホルモンを整えることで見えた、やさしい世界
薬の服用をはじめてから、生活はがらりと変わりました。
たとえば、子どもが牛乳をこぼしても
「床がきれいになって一石二鳥〜♪」と思えるように。
甘えてくる子どもたちにも、機嫌よく関われるようになりました。

何より――
母親である自分を好きでいられるようになったことが、いちばんの変化です。
わたしが伝えたいこと
自分が幸せで満たされていないと、周りを幸せにはできない
わたしは、「自分が満たされていないと、周りを幸せにできない」と本気で思っています。
今の時代、母親は子育て✕仕事の2刀流が当たり前。
でも、わたしたちは大谷翔平にはなれません。笑
本音を言えば、毎日フル回転するのは当たり前じゃない。
自分を後回しにしないことの大切さ
- 一人の時間をつくる
- 夫とこまめにコミュニケーションを取る
- 一人で抱え込まない
これらは本当に大事。だけどそれでも、ホルモンには抗えない時もある。
でも、現代にはコントロールする手段がある。
だからこそ、まずは「自分を一番に考える」ことが必要です。
肌も、こころと同じ。自分を大切にできてこそ向き合える

わたしが肌の不調に悩んでいた頃も、同じことを感じました。
自分を後回しにしていると、肌も心もボロボロになる。
自分を大切にできたとき、初めて「ちゃんと向き合おう」と思える。
だからどうか、「優しくしたいのにできない自分」も責めないでほしい。
わたし自身がそうだったように、
「知ること」「頼ること」「向き合うこと」には、勇気と愛情が必要なんです。
コメント